アイスランドでふってわいた1日の地味な過ごし方

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今日は朝晩合計3本の茶柱が立った記念に、読んでくれた皆様にいいことが起こるよう、縁起のよさそうな写真を掲載。名前がそっくりな2か国でみた虹。

アイスランドの滝のしぶきにできた虹。

こちらはアイルランドの2重の虹。外側は消えかけているけれど。大きな虹だった。

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53日の旅行のあいだ、フライトを3回逃している。

うち1回が、アイスランドのレイキャヴィクからパリへの便だった。

レイキャヴィクには4泊していて、11時のチェックアウトで宿を出ようとしていた。フライトが何時くらいなのか訊かれ、夜中だと答えたら、親切にも、もっと部屋でゆっくりしていっていいよと言われた。私もそれだと助かるなーと思った。

宿のおじさんが、どこ行きのフライトなのかと尋ねてきて、パリ行きだと答えたら、今日は火曜だからそんなフライトはないよと言う。そんなはずはないって言って、e-ticketを見せようとしたときに、0時台のフライトを24時台と勘違いしていたことに気付き、世界が凍りついた。もう飛んでいる。。

とりあえずコーヒーでも飲んで、っていって受け取ったコーヒーを飲んだら、また世界が動き始めた。

マイルでチケット取ろうと考えたが、なかなかいい便がない。これは腰を据えてみつけないと!でもお昼だ、と思っていたら、おじさんがタイ料理のテイクアウトのお店に連れていってくれるというので、車に乗せてもらった。ボリューム満点で、味もなかなか。まさかアイスランドでタイ料理を食べることになるとは。

なんとか安くチケットを手に入れたいと調べまくる。そして悩んだ末、15時過ぎにようやくマイルとお金の合わせ技でチケットを取った。フライトは翌日になった。

(ちなみにその後e-ticketがなかなか届かず、焦る、明日なのにって。2度催促して夜10時過ぎにようやく届いた。)

チケットとれたし、外にいくか!と思ったが、行きたいところにはもうだいたい行っていたので、日常的な場に行こうと思ってプールに行った。

市民プールといった趣で、料金は300円ほど。安い。

このプールでは、水着を着る前に、しっかりシャワーを浴びるルールになっていた。消毒コーナーもしっかりあった。この分だと日本以上に衛生的なのだろうと思った。

50メートルプールは日本のように、コースが分かれていて、観覧席もあって。水面に落ち葉が浮いているのはご愛嬌。ジャグジーはおしゃべりが弾む憩いの場のようで、これも日本と変わらない。

心惹かれたのは、なかなか立派なウォータースライダー。日本にいる間、姪っ子たちの付き合いで滑り台で遊んでみて、小さなものでも割と恐怖を感じるようになっていた。滑り台って遠ざかると怖くなるもの。それでもアイスランドのウォータースライダーに乗ってみたくて、しかも無料だし、と思ってトライ。普通の体勢ではスピードを緩められないかとばかり考えてしまうから、いっそ横になるとやっぱりすごいスピードが出る。しかも宇宙空間のように、不意に真っ暗なところがあって、めちゃめちゃ怖い!一人で絶叫。スリルがやみつきになって結局3回ほど滑った。

アイスランドは家に上がるときに靴を脱ぐスタイルなので、なかなか落ち着ける。そして、人があったかくて懐っこいが、犬もそのようだ。ここの宿の一家は2階に住んでいて、犬はお客さんたちの部屋がある1階をぶらつくのを禁じられていた。降りてきて主人に怒られていたが、どうもこちらが気になって仕方ないようだった。この時点で7か月くらい日本を離れていたけれど、犬の匂いがしていたんだとおもう。試しに階段の近くでタンっと舌を鳴らしたら駆け下りてきて、抱っこしてくれとせがんできた。

とても好きになった国。

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