ドイツ・デュッセルドルフの歯医者で詰め物治療。虫歯も発覚!

ドイツ - ドイツ移住

先日プレッツェルを食べていたら、奥歯の詰め物が取れました。なんてドイツらしいハプニングなんでしょう!

ごりっと違和感を感じた瞬間、やっちゃったと思いました。

手に取ると、やっぱり金属片。

さっそく鏡でみるも、どこから取れたか最初は分からず、もしかしてプレッツェルにパン屋のおばちゃんの詰め物が混入か?!なんて疑いもしましたが、幸か不幸か自前でした。

不幸かもしれないというのは、歯医者は保険がきかないとかきいていて、いくらかかるんだろうかと恐ろしくなったからです。

歯医者の予約をする

ネットでみて評判が良さそうだったのと、日本人の歯科助手さんがいるということで歯医者を決め、さっそく予約の電話をかけました。

心配で、いくらくらいかかりますか?ときいたら、詰め物の大きさやらなにやら、みてみないとなんとも言えないと言うことでした。

下手に間違ったこと言えないだろうし、当然の答えなのですが、回答はお預けになりました。

診療の日がやってきた

割とすぐの予約が取れたので、2日後です。

詰め物をジップロックに入れたものを持ち、歯医者のすぐ近くまでやってきました。私の不安を表したかのような空模様。金額だけでなく、初めての病院にはナーバスになります。

ビルの入り口を見つけました。中に入ります。

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歯科助手さんがいい人!

 電話でもちょっとアンニュイな感じだった歯科助手さん。

どうしよう?怖かったら!なんて最初は思いましたが、すぐにいい人そうだと気づき、口を開けて中をチェックしてもらう頃には気を許してました。

日本語が通じるって楽だなー。

よく見れば目鼻立ちのはっきりした美人さんです。

ここで先生にバトンタッチ。

先生も日本語が喋れる!

ドイツ人の先生に「コンニチハ」と言われ、このまま全部日本語でいけるのではないかという錯覚に。そもそも素敵な女の先生だったのをホームページに写真があったのに見落としていました。なんだかほっとします。

その後ドイツ語で話しかけられた後、英語がいいかと聞かれ、しばらくは英語でした。

また助手さんがやってきて、合間合間に状況を伝えてくれます。先生と助手さんはドイツ語でコミュニケーションを取っています。

持参した詰め物がうまく適合したので、 歯に残ったセメントを削ってからくっつけると説明されました。

助手さんがちょっと席を外し、先生とマンツーマンになりました。

「カンデ」

あれ?

「カチカチ。カンデ」

カチカチのあたりで、脳が日本語を認識しました。

「ツヨクカンデ」と言われコットンを噛みしめながら、先生も日本語できるんだ!とちょっと感激。日本語で指示してもらえる便利さも噛みしめていました。

詰め物がくっつき、今度は高さ調整です。カーボンで色を着けるときは、「ハギリシリ」と言われました。

「タカクナイ?ダイジョウブ?」と聞かれ、頷いてまた削ってもらいます。まったくここまで痛みなしです。

最後は「ユスグ?」と聞かれ、また頷きました。

これだけ会話ができれば十分ですよね。

ドイツの歯医者はここが日本と違う!

まず先生が、眼鏡の上から両目にカメラの望遠レンズのようなものを装着していました。牛乳瓶の底のようなレンズをハイテクにしたような印象。

途中、虫歯疑惑があったのでレントゲンを撮ることになったのですが、席に座ったまま撮れたのは驚きでした。レフ版のようなものを持たされて、そっちに意識がいっていましたが、口の外に光が漏れることもなく、きちんと写真が撮れていました。

あとこれも眼鏡同様、この先生だけかもしれませんが、セメントが入ったトレイを私の胸の上に置いて作業していたこと。ちゃんと、作業台はあったんですけれど、遠かったんですかね。口を開けていると笑いのツボが浅くなることもあり、笑い顔になっていったの、先生も助手さんも気づいたかもしれません。そもそも先生の日本語がうまいのも予想外すぎてウケてました。

うがい用のお水が、お風呂くらいの温度がありそうなのも違うポイントです。

保険はきくの?

詰め物の治療は保険適用外でした。

詰め物の治療はいくら?

取れた詰め物を持っていっていたので、自費治療とはいえたったの€25!脱力しました。

もし持っていかなかったり、うまく適合しなくて一からやり直していたら、€400~600かかっていたそうです!

詰め物ではなくて、被せるのであれば保険適用らしいです。

虫歯の治療はいくら?

次回やってもらうことになりましたが、虫歯治療は保険適用ということで、無料だそうです。

ただそれは空いた穴をセメントで補修することにしたから。これは場所によっては2年くらいしかもたないとのことですが、もちそうな場所だったのでこちらにしました。

追記:セメントの断面がざらざらしているせいか、デンタルフロスがすぐ切れます・・・。しかも、勝手に白いものをイメージしていましたが、目立たない部分とはいえ、リアルセメントのグレーでショック!

追記2:その5か月後、日本で治療個所をみてもらいましたが、現段階では問題ないということでした。

 保険適用外のプラスチックなら€90とかで5~6年もつそうです。

ちなみに私の保険はAOKの国民保険のみです。

プライベート保険に入っていたらまた違うでしょうね。。

いずれの料金も、歯のコンディションなどによって違ってきて一概に言えないと思いますのでご参考までに。

デュッセルドルフのおすすめ歯科

今回治療したのはシェーラー歯科です。

ここしか行ってませんが、親切だし、分かりやすいし、痛くないのですっかり気に入ってしまいました。

ネットで口コミを調べていってよかったです。

シェーラー歯科医院へようこそ・Zahnarztpraxis Dr. Ute Scherer

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