この世で一番好きなカレーは、S&Bディナーカレー辛口を使った、知人がつくるもので、欧風カレーにカテゴライズされるであろうもの。年に1回食べられるかどうかという。
それでも、昨年の夏に憑りつかれたように食べていたのは、このふたつ。
食欲不振という壁をいつも軽々越えてきた、頼もしき個性派カレーだ。
そしてまたその波がふたたび。今晩コルマカレーを食べ、明日の朝は残りのコルマカレーとカシミールカレーを食べ比べるという夢のようなプランが待っている。
デリー コルマカレー
湯島のデリーでデリーカレーを食べたときはぴんとこなくて、お店にいったことも忘れていたけれど。成城石井でこのカレーを買ってみて、食べたときはおいしさにぶっとんだ。にんにくカレーといったパンチの効き具合なのだ。こんなにとがっていてうまみも濃いレトルトカレーがあるのだなとおもった。そして、つい黙るほどの辛さ。辛さ星二つを甘く見てはいけない。
ためしに、おなじシリーズのインドカレー(星3つ)やカシミールカレー(星5つ)も食べてみたけれど、コルマほどのインパクトはなかった。
これは具の入っていないカレーソースだ。2人分とあるが3人前はある。煮立てると風味が飛ぶので注意と書かれているので、いつも加熱時間には気を付けている。
また、へたに具を入れてしまうと味が薄まるので、決して具を煮込むことなかれ。せいぜい肉を焼いて、その上にカレーソースをかける程度でいただくがよろし。
ロイヤルホスト カシミールカレー
はじめて食べたときは、黒い水のようで、あっさりしていておいしくないと思った。その後いただきもののレトルトを食べてみて、ようやくその魅力に気づいた。
お店では、ソテーした野菜が入るから味が薄まるのだ。これを回避するには、お店では野菜は別皿でとオーダーすること(上司の編み出した裏技)。
カシミールカレーは、入り口が狭いけれど、中が広い建物を思い起こさせる。一口目より、二口目。よくよく味わってみると、スパイスとうまみの層のあつみを感じる。
本家はデリーのカシミールカレーらしいが、こちらのが広がりがある。
ストイックなほどの辛さも魅力。それを緩和させたい場合は、あえてパウチをボイルする時間を長くするのも手(上司談)。私は正攻法でいくが。
基本的には夏のカレーフェアでしか食べられないが、今時期でも食べられるお店があるそう。
夏限定のロイヤルホスト”歴代人気No.1カレー”を1年中食べられる店があった! | マイナビニュース
でもレトルトがおすすめ(笑)