風情ある温泉
冬場ということもあるけれど、一番よかったのが温泉。
世界最大の露天風呂「与市」は風情があり、かつ親しみやすい雰囲気だった。江戸情緒を大切にするとかで、洗い場がなく、かけ湯のみで衛生面はなんともいえないが。
あらゆるものが木でできているところがいい。ロッカーがコイン式でないところもいい。
同じくらい、もしくはもっと気に入ったのが、中央館宿泊者専用の大浴場。かけ流しと看板に出ているように、ざぶざぶお湯が入れ替わるのがみてとれる。さらに、湯の注ぎ口近くを熱めとし、一番遠くは、ゆるめといったような表示も、ありそうでないもの。
一泊の間に6回くらい温泉に浸かってしまい、ぐっと疲れが出てしまったけれど、どうしても、いろいろ入ってみたかったから後悔なし。
食事処のレベルが高い
施設内の食事は、夜は「銀鱗」という小料理屋、昼は「与市」の蕎麦屋がおすすめ。
銀鱗では刺身盛り合わせ1500円くらいのものをオーダー。ボタン海老、雲丹、サーモン、まぐろ二種、鯛、ぶりが入って、どれもぽってりとして旨味が強かった。昼寝前に食べ過ぎなければ、炙りものも各種頼んでいたのに。。。と悔やまれる。
与市の蕎麦はコシがあるのが満足度の高さにつながった。つゆが塩辛いのがつけすぎないようにと店員さんに言われたけれど、そこまでともおもわず。
天ざるそばは1380円くらいだったか。天ぷらが、蕎麦と不釣り合いなほど多かった。えび、きす、なす、かぼちゃ、まいたけ、春菊等。衣はかりっと固め、重なっているところは多少べちゃっとなっていたか。天ぷらと蕎麦を交互に食べるが麺が先に終わる。大盛りでもよいのかも。
お土産にはバームクーヘンがお勧め
お土産コーナーも一万点あるとかで、さすがの品ぞろえ。買ったのがシェフ手作りという三時間かけて解凍する。フラ・バーム。パインココナッツ風味というのと、マーガリンを使っていないこと、が決め手。手のひらサイズで1400円近くとお高いけれど、しっとりとした口当たり。普通に美味しい。たまにはこんな変り種もいいかも。少なくとも、バームクーヘンにうるさい(安物には見向きもしない)うちの犬には大ヒットで、あげたら大騒ぎされた。
時間切れで食べられなかったのがこちら。生クリーム好きなので、残念に思っていたら、友部サービスエリアで発見。ソフト部分よりラングドシャに感銘を受けた。ソフトは牛乳感が強い方が美味しいのかもしれない。そして、それを無糖の乳脂肪の高いホイップとダブルで絞ると、生クリームも生きて、無敵だと思われる。
友部も守谷も、食べたいものだらけで目移りするサービスエリア。ハワイアンズバスがこの二つに寄ることを鑑みても、また行ってもいいのかも、ハワイアンズ!