ドイツの自転車は本当に高い
ドイツでは新品の自転車が€400(2017年8月26日現在、約52,000円)はするという。実際、スーパーreal(西友みたいなかんじ)でみた自転車は€395だった。噂は本当だったんだ!
安く手に入れるには
日本人向けの掲示板で€120くらいのをみつけて連絡をしてみても、何のレスもなくて困っていたとき、大家さんが、毎週土曜にやっているマーケットで安いのがありますよ。と教えてくれた。
Südringのアンティーク・マーケット
ドイツのマーケットで売っている自転車は、トルコ人とかが盗品を扱っている可能性もあるのだけどとりあえず安いものはあると聞いて向かったのはSüdringのアンティーク・マーケット。
こんなかんじ。
屋台もたくさんでていて、閉店しかかった15時半近くに行ってもこの賑わい。
大きなテントがあって、その中には、まさしくアンティーク・マーケットになっていて、絵画や食器、家具があるのが見えた。
本当にボロボロの自転車だけど€35とかから、折り畳みのすごくかっこいいものまで扱っているお店が何店舗も。自転車のタイヤとかパーツだけ扱っているお店もある。自転車やさんも、かごとか、好きなのをつけてカスタマイズできるよといってくる。
私は、自転車を扱っている店舗全部をまわったうえで、最初に20代らしき巨大な若者にすすめられた自転車を買った。€10くらいは言い値から下げてもらって。試乗もしてこんなものかと持ち帰った。
買った自転車のその後
数日でパンクした。当日はそこまで気にならなかったけれど、高さ調整してもらったサドルが前下がりになっていて、着る服によってはおしりが前に滑ってしまう。
がらくたをつかまされた?
薦めれたものを選んだのがいけなかったのか、たまたまなのか?
すぐに修理屋さんで直したほうが、その期間の交通費は安くついたと思うけれど、電車で移動し、次の土曜日を待った。
翻訳ソフトでいいたいことを全部紙に書いてもっていった。こういう問題があるから修理するか、返金するか、交換するかしてほしいと。完全にぺしゃんこになっていた前輪だけでなく、後輪にも問題がみつかったみたいで、両方のチューブが交換された。
その後美容院に向かったが、途中ギアがおかしくなり、サドルが回転してしまうようになった。意地になり、もう一度行った。
やばい、またきたよ、と騒がれたけれど。なかなか骨のあるやつだな、みたいになって、この席におかけなさい、と言われ、どこから来たんだみたいな世間話もした。
結局サドルは交換になった。お店の人にも試乗してもらった。ギアがおかしくなったのは、ギアをチェンジするときに自転車を逆回転させてからしないといけないのを私が怠ったからだと言われた。それは知らなかったから謝って、ありがとうと言って帰ってきた。
そんなわけで、マーケットで自転車を買うことを薦められるかといったら分からない。でも当たり外れがあってもそれを認識したうえでだったらいいかもしれない。
ちなみに、マーケットは野菜とかも安いときいていたけれど本当に。
オレンジが、6個入りで€2!
スーパーだといま€3.49とかなのに。
傷ありだけど、ジュースにしてみたら、とっても甘かった。なんという品種なのか、ジュースにしたときのカスが少なくて、ジューサーの片付けも楽ちんだった。
詳しいマーケットの時間・場所
オープン時刻はいくつかサイトを見る限りだと朝8時のようです。15時には閉めているお店もところどころといった感じ。16時には終わります。
【参考(英語)】
この建物の左側の小道を5分くらい進むと、右手にそれらしき会場が金網越しに見えるようになり、すぐに入り口がみつかります。歩いている人が常にいるので迷うことはないはず。
こんなかんじの小道です。これは帰り道の写真です。行きは左手に道路が見えます。