イタリアでもイギリスでもドイツでも、電気代が高いから、お湯はざばざば使ってはいけないと聞いた。
こちらではお湯を使って洗濯をすることもあり、洗濯頻度は日本よりぐっと低い。
イギリスの語学学校の先生が、やはり水が貴重な北欧からきた生徒がシャンプーや体を洗う合間はシャワーを止めて節水すると聞いて驚いたと言っていた。そうかな、私もそうしなきゃいけないと思っていたけど?
今やりたいのは、たっぷり張ったバスタブに入って、ざーっとお湯をこぼすこと!
本当にそんなに高いのだろうか。
ドイツの電気代は?
こちらのサイトによると、電気代は日本の1.5倍らしい。
続・ドイツと日本の電気料金を比べてみた。結果は・・ | じゃがいも畑の海
ドイツの水道代は?
そしてドイツの水道代はヨーロッパで一番高いとも・・・。排水料金がかかるというのが原因らしい。
実例を挙げてみましょう。浴槽には最低でも150リットル程度入りますから、一回お風呂に入ると水道代金は30セント程かかります。排水料金もほぼ同じなので、合計60セント。税金が7%で64セント。これに高い電気代、約1.80~2ユーロが加わり、お風呂は1回、2ユーロ50セント程度かかる計算になります。皆まで言えば1ヶ月で75ユーロ。学生にはちょっとしんどい額です。
ドイツの物価と生活費 -ドイツ留学情報PFADFINDER24
なーんだ。こうやってみると、思ったほどたっぷりのお湯に浸かるのは高くないのだと分かった。たまになら全然OKでしょう。
ドイツは電気が輸出資源
ドイツは電気代は高いものの、発電大国で、近隣諸国に電気を売っているらしい。脱原発でフランスから電気を買っているから高いと以前きいたのはデマだったようだ。ちなみに、2015年のデータであるが、風力発電や太陽光発電といったものが三割を占めるという。
自然エネルギーによる発電量は、105TWhから196TWhへとほぼ倍増した。電力構成に占める割合では、16.6%から30.1%に上昇した。これにより、自然エネルギーはドイツ最大の発電源となった。その中でも、最も目覚ましい拡大を遂げたのは風力発電で、その発電量は2010年の37.8TWhから、2015年には倍以上の88TWhまで増加した。それに続くのは太陽光発電で、その発電量は11.7TWhからおよそ3倍の38.4TWhに達した。
ドイツのエネルギー転換 過去5年間の電力部門での主な動向10点 | 自然エネルギー財団
日本でも太陽光発電のコストが下がってきているようで、これも未来に希望が持てる話だ。
日本でも太陽光発電のコストがガス火力より安く-2017年上期のベストケースで10円/kWhを切る- | 自然エネルギー財団
興味深いコスト比較ができるサイト
ジェトロがつくったサイトが面白い。世界中の一般家庭での電気代や水道代もこのサイトで比較できる。
進出関連のコストということで、横浜港からコンテナ輸送する料金、現地のスタッフの賃金、はたまた日本人学校(補習校)への通学経費 などもチェックできるすぐれもの!