重大インシデントが宣言されたロンドンのコロナ検査は今も迅速

英国 - 現地の様子

友人が昨日、NHS(国民保険サービス)の無料PCR検査を受けた。

昨日ネットで申込んで昨日のうちに検査を受け、今朝結果を受け取ったという。陰性だったことと、検査時に鼻と喉のいずれにも痛みが無かったことに安心していた。

重大インシデントが宣言されて、2週間以内に医療崩壊の恐れというニュースが流れたが、検査自体はまだ混乱していないということ。

検査もすぐに受けられない日本と比べてずっと危険と言えるのかどうか考えさせられる話だ。

ちなみにこの友人は、症状があったわけでもなく、新たな仕事の雇い主に検査を命じられたのだという。

NHSの無料の検査では、症状もないのに雇用主や学校に命じられた場合は受けられないことになっている。

雇用主がNHSでの無料検査を指定したかどうかはわからないが、失職したばかりで異業種のブルーカラーの仕事を始めようとする人が、プライベートの検査(£130以上)を選択するとは普通考えられないなかで、そういった指示をしていることに疑問を感じる。

さらには、そういった使われ方が横行しているのにも関わらず、ロンドンの検査能力がびくともしていないことを、日本人はどう受け止めたらいいのか。

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