Facebookで、お気に入りの映画として挙げている人が相当多いと思われる「Life is Beautiful」がふつうに好きだ。
イタリアでDVDを買ってきた。
vitaは人生でbellaは美しいの意味。英語のタイトルは、まんまである。
この映画は、どんな境遇であってもユーモアを忘れないこと、家族愛の大切さを改めて教えてくれた。
舞台となったアレッツォの街は、トスカーナにある。
映画のロケに使われたポイントをみたり、骨董市をのぞいたりしながら、ほのぼの過ごした。映画のとおり坂が多い街だった印象がある。
料理学校で、アレッツォの郷土料理として教わったのは、鶏肉、うさぎ肉、豚肉、仔牛肉といった4種類の肉をトマトで煮込むという奇天烈な料理。
この映画の監督かつ主人公であるロベルト・ベリーニのセンスに通じるところがあるのではないかと思った。全部入れてみちゃいました的な。
それぞれの肉のうまみが合わさって出るコクを、トマト系のベーシックな味わいで支える冬のレシピ。
SCOTTIGLIA(スコッティーリャ)
材料
- 丸鶏 1/2
- うさぎ 1/2
- 豚肉 300g
- 仔牛肉 300g
- トマト缶 500g
- 玉ねぎ(小さめ) 1個
- セロリの茎(小さめ) 1本
- 人参 1本
- にんにく 2片
- オリーブオイル 200cc
- 赤ワイン 200cc
- 赤唐辛子 適量
- 塩
- フランスパン(実際はトスカーナのパン)スライス 人数分
- ブイヨン
うさぎを家で飼っているのに。。と一瞬戸惑いながらも、うさぎ肉をカットしたメキシカーナたち。
食べるときは躊躇なかった(笑)
- 大きななべ(テラコッタのものがベター)にオリーブオイルと玉ねぎ、セロリ、人参、にんにくをみじん切りにしたもの入れて炒める。
- 柔らかくなり始めたら、食べやすい大きさにカットした肉を入れる。最初は低温で火を入れていき、その後温度を上げて、外側をローストする。
- ワインを入れて、沸騰させてアルコールを飛ばす。
- トマト缶をフードプロセッサーで裏ごしして加える。
- 塩をする。必要に応じて、あたためたブイヨンを加える。
- パンをスライスしてから焼き、にんにくをこすりつける。
- ボウル状の皿の底に置き、上から5をかける。