バスで行く、弘前・岩木山神社観光プラン

日本 - 観光

富士山に譬えられる形が魅力的な岩木山。弘前にきたら大きく見える岩木山に心を持っていかれ、きっと訪れたくなるはず。山を登らずとも、より近くまで来てふもとの神社を参拝するのはいかがだろうか。4時間のツアープランを紹介しよう。

バスで弘前駅中心部から岩木山神社へ

Google Mapだと情報が出てこないが、駅前の観光案内所でバスの時刻表をもらうと計画が立てられる。岩木山神社まで、市役所前からなら27分程度で行くことができる。

往路・復路ともに7本バスがある。最短での滞在は50分ほどで、次に短いのは3時間弱。

今回は3時間弱現地滞在のプラン。「枯木平(かれきたい)線(高岡経由)」のバスを利用する。

2022年6月現在、「駅前6番のりば」なら9:11発、「市役所前公園入口」なら9:22発(この2つのバス停の間も停まる)で「岩木山神社前」9:49着。

復路は「岩木山神社前」12:40発で「市役所前公園入口」なら13:04着、弘前駅13:30着。

バスは往路ともに2時間おきで出ている(夕方はちょっと時間がずれる)。これより1本早いものもあるが、今回のプランの温泉が開くまで時間があるので使えない。

料金は市役所前からは660円、駅前からは720円。バスは現金のみなのでご注意を!

3時間の旅行プランは、ざっくりと、神社参拝、温泉、ランチ各1時間として見積もる。神社参拝は20分ほどで済むと言われているのをみたけれど、1時間くらいかかると思う。ただ3時間あれば余裕をもって3つを楽しむことができる。

岩木山神社

岩木山信仰とつながる岩木山神社は、開運福の神のご利益があると言われている。

1200年ほど前に建てられ、征夷大将軍 坂上田村麿が再建したとか、歴史がすごい。

入るとまず、湧き水なのか、水の流れの音が左側の水路から聞こえてくる。

楼門にあうん像ではなく、ひな人形のメンバーみたいな人たちがいたり、狛犬の表情が独特だったりするのが見どころ。禊どころとある水がすごい勢いで出てくるところも訪れたい。

本殿にたどり着く前に、願い事を書く板(300円)があるので、それに記入して本殿にもっていくこと。賽銭箱の上に納めるところがある。

本殿もしめ縄の形が独特なこととか見ると面白いかも。

境内には、竜神様のいる白雲神社(卵を投げるな的な立て板があったけれど池には卵がちらほら)や稲荷などもある。

高さ10cmくらいのひょうたん型のおまもりがおすすめ。本物のひょうたんを使っていて、福寿のご利益ありで800円。おみくじが100円なのもありがたい。

今回はシューズの準備がなかったので行けなかったが、岩木山の頂上に奥宮があるのでそれも気になってた。

百沢温泉

百沢温泉郷の「百沢温泉」をチョイス。

お湯は金属的な香り。大量のお湯がどんどん出てくる源泉かけ流し。浸かるとざーっとお湯が出るのもきもちよい。いくつか湯舟が分かれていて、入ってみると温度が違った。

上の写真を見ると分かるけれど、道路も染まるほどの黄金色の温泉。お風呂の壁も床もすべて黄金色に染まっている。年季入ってる。

時代を感じるシャワー設備も興味深い。シャワーのお湯は少しぬるくした温泉をつかっているように思った。

Google Mapで経路検索すると神社から徒歩で10分以上と出るけれど、本当はもっとずっと近い。

2022年6月時点では、入場料350円。10:30入浴開始。

※周辺のほかの温泉郷もふくめ、3か所を1000円でめぐることができる「湯めぐり手形」もある。

※入り口には、県外から来て2週間経っていない人はお断り的な貼り紙があってびっくりするけれど、スタッフにたずねたら問題なく入れた。

中華そば

鳥居をくぐると、右手に中華そばののぼりがはためく一角がある。

ネットの口コミを見ると、ファンが多い中華そば。色が薄くて、見た目のとおり味がさっぱりなんだけれど、うっすらうまみがあって、胡椒がよく合う。2022年6月時点で600円。

私自身はもっとこってりが好きだけども、地元の常連さんらしき人もいて、人気なのが肌で分かった。

壁には賞状がたくさん飾られていて、ラーメンや食堂に関するものかと思いきや、凧のものだった。ねぷた風の凧が店内に飾られているのでそれと合わせ見てみるといいかも。

※グーグルマップだと百沢温泉から来るのに遠回りになるので注意。

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