ロンドンで聞いた日本の印象2021~2022

英国 - エピソード
これはイギリスでなくイタリア・トリノで見かけた東洋のイメージが凝縮されたようなイベントの看板

日本人気に陰り?

韓国カルチャーが世界中で大流行りの2021年秋冬。語学学校のクラスで話していたら、「行ってみたい国は韓国」と答える人がちらほらいたし、クラスの内外にNetflixの「イカゲーム」を観た人が溢れていた。私もイギリス人に「もう観た?」と聞かれたものだ。BTS好きも当然いたし、これはもう日本は人気なくなったのかと一瞬考えたのが。

日本人気は手堅い

「やっぱりアジアの中で日本はダントツにいい国だとイギリスでは考えられている。他のアジアの国の生徒の前では言えないけれどね」と小声で囁いてくる語学学校の先生がいたり。

日本に住んでいたことのあるイギリス人女性に「もう日本は人気ないのかな?」とたずねたら、「そんなことない!日本に住んでいたことがあるというと、めちゃくちゃ羨ましがられる。日本に行きたいという人はほんとうにたくさんいる」と。

確かにその後現地で「日本に行くのは棺桶リストに入っている(死ぬまでにやりたいこと)」と数人に言われた。

日本の人気はまだまだしっかりあった。

イギリス人が本気で愛する日本の文化

会えばよく日本のことを質問してきた男性。「ミリオネアになったら絶対につくりたいのは日本庭園」なのだそう。彼には「イギリスに来てみて、日本と比べて何が遅れていると感じるか」聞かれた。このとき、一緒にいた女性は、「日本はまだ現金社会だと聞いた。最先端だと思っていただけにびっくりした」のだそう。

近頃はカツカレーやラーメンが人気の日本食だが、若い人の間で餃子の知名度は思ったよりあった。以前ブログに書いたのだが、餃子を知らなかった年配の大家さんに、ニンニク、ショウガ、ニラを入れたパンチのある餃子を食べてもらったら、「寿司よりずっといいじゃないか!」と大好評だった。

パーティーでチキン南蛮をつくったときは、おいしいという声が続出。レシピを教えて欲しいと言ってきた若い女性もいた。

おにぎりもパーティーで出したら大盛況だった。

チキン南蛮のレシピを質問してきた彼女は日本を旅行した経験があり、日本では毎日コンビニのおにぎりを買っていたとか。ツナとうめぼしがお気に入りだったと。

(ちなみにイギリスのツナはおいしくない気がすると正直に話してみたのだが、そんなことないと否定された)

日本食が好きな人々は、日本人の私が実際に利用しているロンドンの日本食材店を知りたがるのでお伝えしていた。「らいすわいんショップ」と日本食材も扱うアジア食材店の「Longdan」だ。

日本の商品

王道だがフリクションのペンは本当に評判がいい。アジア人は既に使っている人が多いのだが、南米や中東の出身の人なんかにあげると、信じられないくらい喜ばれた。2022年でも喜ばれる。イギリスでは売っていてもかなり高いので。

フリーズドライのみそを香港人にあげたら、これもものすごく喜ばれた。

中国人には、コロロとか白い恋人が喜ばれた。

イギリス人には、白い恋人のほか、ゆずピールが大好評。近頃はパン屋さんでもゆずを使ったところがあったりして人気。

これらは日本で買っていくのがおすすめ。

恩返し

先ほど日本に暮らしたことのある女性の話をしたが、その母親に会うチャンスがあった。

「日本では本当に娘がよくしてもらったの。だから自分も日本の人に恩返しがしたい」ということで、ロンドンから数時間離れた自分の家に来て欲しい、今回の滞在でダメなら次回でもいいから、と誘ってくれた。

ほかの日本人のおかげで私も好意的にみてもらえた。

在日問題

アイルランド人と話したときのこと。日本の在日問題をテーマにした小説「PACHINKO」を読んだのだそう。私はその本を知らなかったのだが、すごくおもしろかったと。

イギリスに住むアイルランド人だから、自身の身を重ねて読んだようなのだが、イギリスにおけるアイルランド人に対する差別よりも日本における韓国人の立場の方がもっと厳しいように思うと話していた。

日本人として読むべきだとも言われた。

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