コロナ感染10日間の抗原検査結果の推移

英国 - エピソード

この冬にロンドンでオミクロンに感染した際、抗原検査キットで結果の現れ方を記録した。

当時、NHSに配布される抗原検査のキットは2種類あった。下の画像を見て欲しいのだが、本体が長い方が、喉と片方の鼻から綿棒を使って検体を取るタイプ、短い方が両方の鼻(喉なし)から綿棒を使って検体を取るタイプ。

長い方は喉にさわるため毎回吐きそうになるから苦手だったけれど、喉にウイルスがたまるオミクロンだったせいか、感染をいち早く知らせてくれることが分かった。

また4~6日目くらいがウイルス量がピークであることがよく分かるので見て欲しい(オミクロンは発症前はウイルス排出量が低く、発症後から急激に高まりその後ピークを迎えると言われている)。

Cにのみ線が入れば陰性、Tにも線が入れば陽性、Tだけ線が入ればエラーだ。

※前日の夕方、人と食事をするので検査をしたときは陰性。

0日目(発症日)

夜寝ている間に喉の痛みがあったので、起きてまず長いタイプを使い陽性(右)。信じたくなくて短いタイプも試したところ陰性(中央)。再度長いタイプを試して(左)陽性が確定し絶望した朝。

1日目

なぜかどちらのキットでも陰性に近い結果になり、もう終了?肩透かしかと楽天的になった翌朝。

2日目

ついに短い方のキットでも陽性になり、ウイルス量が増えてきたとがっかり。人生そんなにうまくいかない。

3日目

前日より線が濃くなり、気持ちも落ちる。実際4日目なのに3日目と数えるのも納得がいかない。

4日目

長い方ではTに色が濃く極太の線が出たので、どれだけウイルスを排出しているのかと恐ろしくなる。

5日目

線の色は明るめになったのだけどかなりくっきり出ている。

6日目

今日もくっきりか。。。ウイルス排出量がまだ多そうなので同居する人に感染させないよう引き続き要注意。

7日目

このまま永遠に陰性になる日は来ないのではと訝しんだのがこの日。

8日目

短い方のキットのストックが無くなり長い方のみ。意外にも、翌朝の結果は陰性に近づいていて小躍り。

8時間後に検査してみたところ、Tのラインが消えて陰性の結果が出た。

9日目は、8日目の陰性結果が出た24時間後に検査。無事陰性の結果が出て、自己隔離が終了したのだった。同日に発症した友人も、陰性結果が出たのがほぼ同じタイミングだった。

イギリスではコロナ陽性でも隔離義務はなくなったし、検査キットの一般への無料配布は終了した(一部対象者を除く)が、気になって毎日テストをしている人も多いのだろう。

次回は、症状の推移について。

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