イギリスから帰国するたびにすぐ食べるもの

日本 - グルメ

日本で食べたいものリストに入る天下一品

ここ数年は年の半分をイギリスで過ごしているが、帰国が近づくとつくるのが「日本で食べたいものリスト」だ。

そのベスト3に必ず入るのが、天下一品のラーメン。

今回、帰国後の最初の食事がこれだった。

横浜駅の近くの天下一品。

オーダーしてからこってりのラーメンが運ばれてくるまでの内に秘めた興奮たるや。隣に座る常連さんには、この半年の間に蓄積された「飢餓感」がいま解消されようとしているというすごい瞬間なのが想像できるまい。スープ最後の一滴まで味わい尽くす。

帰国してからだけでなく、逆に出国前もできるだけ行くようにしている。

しかし、普段そんなに頻繁にラーメンを食べているわけではない。しばらく食べれないと思うと食べたくなるもののようだ。

ロンドンのラーメン

ロンドンではラーメンが人気なので、そこでもある程度のレベルのラーメンは食べられる。これは大英博物館近くのラーメン屋さんのもので、中国人の友達がいきつけで連れて行ってもらった。

いくつか行ってみたけれど、どこも「まあまあなおいしさ」を超えることはない。そのせいなのか。もしくは10年前にフィレンツェで破滅的にまずいラーメンを食べてホームシックになった経験が根底にあるのかもしれない。

日本で食べたいものリスト、それ以外のもの

リストには、天下一品のラーメンのほか、家系ラーメン、はしごのだんだん麵(ゆずが香る担々麵)とラーメンが多い。あとは焼肉、天ぷら、寿司、牛丼、讃岐うどん、ショートケーキ、みょうがといったもの。帰国して1か月半、ほぼクリアした。

番外編:天下一品の期間限定商品「超こってり」

2022年7月、期間限定で登場した「超こってり」を食べた。

スープが超こってり濃厚、具はネギのみ、麵は超こってりスープに合わせて半分の長さというふれこみ。煮込んだりするので提供まで時間がかかる。

写真では、ふつうのスープのように見えるかもしれないけれど、実際にスープを掬おうとしても水分がないかんじ。

塩分も変わらないし、味はそんなに変わらないが、煮詰まったようなドロドロ感がある。特別に玉ねぎのみじん切りが仕込まれているのだが、これがよく合う。

超こってりゆえに、「天品は当分いいや」という思いにさせられた。ふつうの『こってり』は食べ終わる頃には満足感を感じているのに。

1300円を支払いながら、残念な気分で店を去る。機会があれば1度試してみるのはありだと思うが。

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