半年以上過ごしたイタリアを出て、向かった先はバルト三国のまんなかの国ラトビア。
8月中旬のローマでは暑さにひいひい言っていたのに、リーガの空港に着いた途端、秋の気配を感じまくる。空港では物価が高そう?と心配したが、街へのバスが無料だったことにも軽く混乱。そんな街ははじめて。
この国には赤信号の横断は罰金というルールがあるので、気を引き締めて歩く。イタリアとはまるで違い、白っぽい金髪(プラチナブロンド)の美女がそこらじゅうにいる。ロシア系だろう。美人の割合が高すぎるので、世界基準でみて美人なのにふつう扱いされていたり、自分でも美人という自覚がない人が多いのではないかと、心配してみる。
クールな店員が多く、エレベーターのドアに私をはさんでおいて謝らない人も(笑)
納得できない想いをかかえたまま、レストランに入る。
画像の夕食が予想外においしすぎて、一気にぐいんと最上級に幸せな気分に!
Domini Canes ビール含め8.08LVL(2012年8月時点で1,153円相当)
スペアリブのちょっとスパイシーなグレイビーソースがけ。ズッキーニ、トマト、チーズ、じゃがいものオーブン焼きもすべて美味しすぎて!
評判はよかったものの、気楽なレストランでこの味とは。。イタリアよりよっぽど平均レベルが高いのかも。料理留学は、こっちですべきだった?!と考えるほど。
実は、ラトビアは美食大国として有名らしい。ドイツ・スウェーデン・ロシアなどに支配された歴史から、これらの料理がうまく融合したとのこと。スパイシーなグレイビーソースの深みは、こういった背景でうまれたのだろう。
予想外の美味に出会い、格安なことを喜び、またイタリアを出た感慨で気分が高まり、余韻をたのしむためにワインを買って部屋に帰った。