イギリスで無料のPCRテストと簡易キット(抗原検査)を使って感じたこと

英国 - 現地の様子

簡易キット(ラテラルフロー、抗原検査)

イギリスではラテラルフロー(抗原検査)が誰でも無料で手に入るようになっている。薬局とか、学校で配布しているし、郵送でNHSからすぐ届く。

週に2度の検査を推奨していて、その結果はオンラインでの報告が義務付けられている。

私の通う語学学校では、検査は義務付けられていないし推奨されているわけでもないけれど、最近キットを配布していることを先生がちらっと言ったので初めて知った次第。

友人の通う製菓学校では週に1度の検査が義務付けられていて、ほかの友人が働いているレストランでは、週に3度の検査が義務付けられているとのこと。

Cだけに線が入ると陰性、CとT両方なら陽性、Tだけに線もしくは何も出ないなら無効という意味。

郵送のものと学校で配布のものはまずパッケージが違ったのだが、郵送のものは両方の鼻を綿棒で取って溶液にうつし、妊娠検査薬のようなものに垂らして15分間結果を待つ形。学校でもらったのは、左右の扁桃腺+片方の鼻から検体を取り、30分結果待ちをするタイプ。

陽性なら線が2本、陰性なら線が1本で、数分で結果が表れるので、その時間まで待つのは少ししんどい。

綿棒を鼻につっこむのは微妙に痛いし、扁桃腺のところは吐きそうになるから、できることならやりたくない。けれど日々の安心のためにやる。

また検査の前は30分飲食や歯磨きができないなどが、結構面倒ではある。

周りで自発的にやっているという話は聞いたことがないが、先日行った大型ドラッグストアでは「本日配布分終了」と貼り紙されていた。

PCR検査

先日、発熱したのでPCR検査を受けることになった。症状がある人、濃厚接触者、ラテラルフローで陽性が出た人など限られた条件でのみ検査を受けることができる。

病院に行くにしても、コロナでよくある症状が出た場合、検査で陰性にならなければ行くことができない。

日本からのフライトで濃厚接触者になってしまったとき、徒歩圏内にいくつかPCR検査会場があったので、どこでも受けられるのかと思っていた。しかし今はそのときより中心地に近い住宅地にいるのに、2.8マイルも離れたところにしかなかった。

公共交通機関はもちろん使えないなか、体調が悪いのにそんなに歩くのは不可能。オンラインで検査をオーダーし、翌日キットが到着。PCR検査の場合は、綿棒ごとキットに入れて送り返すことになる。

プライオリティーポストといって、速達対応のポストに投函するようになっている。家から10分ほど離れたところにあったのだけど、そこまで歩くのもとてもしんどかった。(しかもポストにはプライオリティーポストの記載がなくて、他のポストまで歩かなければいけないのかと愕然。近くに郵便配達スタッフがいたので確認したら大丈夫だと言われた次第)

私の場合は午後に投函し、夜中に検査会社に到着、そして翌日の午後早くに結果が受け取った。

水曜夜に発熱して木曜に検査の申込みをして土曜午後に結果を受け取った形。

病院は翌週に行くことになってしまったので、徒歩圏内にPCR検査会場があれば1日早く結果が出たのにと思った。

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