アパートに消防車出動

英国 - 現地の様子

ロンドンではロックダウンが終わり、今日からTier2(High)が開始された。

お昼時にレストランを覗くと、さっそく外食を楽しむ人たちが見えた。

このTier2では、基本的には家族や同一世帯以外で屋内で集まってはいけないことになっているのだけど、会議室のない個人事業主がビジネスランチをするのはOKと言われている。


そんな今日、私の暮らすアパートで、夕方1回、夜1回、火災報知器が鳴り響いた。

夕方のものはすぐ止まったけれど、夜は物凄いサイレン音が全然止まらない。廊下に出ると、天井を赤い光が点滅している。

イギリスの火災報知器は、ちょっと料理から煙が出ただけですぐ鳴る代物(火を消したり、窓を開けたりしてすると止まる)。それがビルの中で起こると、一気に館内のスピーカーが連動して音が鳴り響く。

この秋冬、語学学校だけで4回ほど避難し(うち1回は避難訓練)、10月に1か月滞在したアパートでも2回避難している(さらにサイレンの館内放送のテストで少なくとも週1回は音を聞いている)。

こうなると、オオカミ少年状態になり、慌てなくなってしまうのがよくない。

しかし今日の場合は消防車が出動、消防隊(女性もいた)が5人くらい来るという事態になった。

周囲の人に聞いたところと、においからすると、住人がニンニクをオイルに入れたあとに加熱しすぎて煙が出たのだと思われる。ただ焦げるまではいっていなかった(においからして)。

外では消防車の回転する青色灯がアパートの壁を照らし、避難に慣れた住人がスピーカーを持ち出してきていたので音楽が鳴り響き、ライブ会場みたいになっていた。

避難のいいところを挙げるとすると、住人がどんな人たちなのかをいっぺんに見ることができるということか。

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