2020年末、Tier4のロンドンでマスクに対する意識は変わったのか

英国 - 現地の様子

今日で完全にEU離脱を果たすイギリス。ニューイヤーズイブなので、先ほどからひっきりなしに花火の音が聞こえてきている。

イギリスではコロナの変異種が見つかった関係でTier4というほぼロックダウン状態に入っている。

このTier4のおかげでクリスマスの集いも吹き飛んだわけだが、クリスマス当日、リージェンツ・パークでは散歩を楽しむ人々を多く見かけた。そしてすれ違う人、すれ違う人、皆マスクをしていなかった。

200人ほどは見たと思うけれど、マスクをしていたのは100人に2~3人の割合で、私は愕然とした。

クリスマスとその翌日は公共交通機関が休みで、店舗もほぼ閉まっている。これらの場所ではマスク装着が義務付けられている。

普段はその名残で、マスクをしたまま外を歩いている人もそれなりにいるのだけれど、今日はマスク必須の施設が閉まっているからしていない。

結局のところ、イギリスではまだマスクが馴染んでいないのだ。

クリスマスという開放感がそうさせたにしても、あまりにゆるい。

英国医師会は屋外でもマスクを推奨しているものの、全然響いていない。

すれ違うとき、追い抜かれるときの呼気を気にする人は日本の方がずっと多い。そんなところも感染数の差になっているような気がする。

先日スーパーの外で入店の順番を待っているとき、スマホをしていたので前の人との距離が2メートル以下になってしまった。それを前の人に注意されたのだけれど、彼はウレタンのマスクをして鼻をマスクの外に出していた。そんな人もいるにはいる。

これは私のミスだったけれど、ロンドンでは全体的にソーシャルディスタンスの意識は以前よりも緩んでいる気がする。

マスクに話を戻すと、未だに店舗内でもマスクをしていない客やスタッフをみかけるし、やたらマスクを触っている店員も多い。Tier4になっても、それは全然変わらない。

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