日常が戻りつつあるイギリスの人々の生活

英国 - 現地の様子

イギリスは、ロックダウンやワクチンの影響などで新規感染者数が劇的に減り、近頃は1日あたり2500人もいかないくらいになっている。

現地の友人たちに、状況を尋ねてみた。

  • 3月8日から学校の対面授業が再開した。製菓学校に通う友人は、1月頭からのロックダウンで学校に行けないでいたが、3月8日の1週間前くらいからはオンラインレッスンがはじまり、3月8日からはそれまでの(2か月分の)遅れを取り戻すかのように、土曜に授業が入れられるようになった。ハードながら充実の生活を送っている。
  • 4月12日から、屋外のパブ利用、図書館などの施設、美容室、ジムなどが再開。現地で働く友人は、さっそくジム通いを再開した。半年ぶりくらいのはず。
  • 30代の留学生の友人は、今月ワクチンが打てるかもしれないと言っていた。詳しくは聞かなかったが、ワクチン接種会場でのキャンセル待ちかもしれない。他の30代の友人が、夏の接種予定と話していたのと、現在は40代後半のはずなので。

報道にあるよう、マスクをする人が消えたというのは限定的な場面の話らしい。

かなり日常が戻ってきたような雰囲気らしいのだけれど、少し前に不安要素となっていたのが、インド。1日に26万人もの新規感染者数を出しているインドでは、ウイルスの変異が進んで二重変異が出現している。

インドと人の行き来の多いイギリスなだけに、大きな脅威となっていたが、23日からレッドリストにインドが追加されることになった。これにより、インドからの入国者は政府指定ホテルで10日間の自己隔離が必須となる。

この費用は自己負担になるが、1750ポンドと高額のため、よほどの人しか来ないだろう。

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