昭和な健康診断

日本 - エピソード

今日は市の健康診断に行ってきた。

国民健康保険になってからは2度目の健康診断だ。前回利用した家の近くのクリニックは予約がいっぱいだったので、少し離れたレトロな建物の病院へ。ここは以前風疹の予防接種に行ったとき、先生が信頼できる町医者といった感じでよかった。

診察室に通される。まず身長計が木製なのに驚く。計測の結果は、昨年より8ミリ低くなっていた。これは私が縮んだのか、製造されてから長年経っているであろう木材の目盛りが縮んだのか・・・?

次に血圧を測定。血圧計は、先生がプシュプシュとポンプを押すところまではよくある光景。ふと机の上を見ると、縦型に目盛りがついたところを銀の球がびゅんびゅん動く器具が。銀の球は水銀?こういうの、はじめてみた。帰ってきてからネットで調べてみると、電子の血圧計より信頼できると信じている人も少なからずいるよう。

そんなわけで、今日は思いがけず、平成最後の年でここ、神奈川ですけど!といったアンティークな医療器具を見ることができた。

数年前は会社員で、会社負担で聖路加病院の人間ドックを受けさせてもらっていた。ただ健康診断の質という意味では、一概に立派な病院のが優れているとは言い切れない面もある気がする。年配の町医者の経験値の高さはそれなりだと思うし。おそらく身長が正確かどうかは大した問題ではないのだ。私は低くなったのはショックだったが。

国保になって、先日受けたインフルエンザの予防接種は4800円だった。会社員のころは健保負担があったので、500円くらいで受けられた記憶がある。会社員にはやはりお得な面もある。

一番の感想は、我ながらこのふり幅の大きさが楽しいということ。

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