ドイツ人にとっての「じゃがいも」

ドイツ - エピソード

フライドポテトを食べる頻度

去年の夏にスペインはバスク地方の宿で一緒になったドイツ人から聞いた話を。

夏休みの3週間、バックパックでスペインをまわっていたというドイツ人。スペインは美味しくて最高だよね、と話をふったら、じゃがいもが恋しくて仕方がないのだという。

日本人が米が恋しいのと一緒だなあと親しみを覚えた。

ブレーメンで生まれ育ったという彼の実家では、毎日じゃがいもが出てくるのだけど、「茹で」「フライド」「フライド」の順で完全にローテーションであり、それが崩れることは決してなかったそう。

週に4回はフライドポテトを食べていることになる。マックに通っているわけでもなく、フライドポテトが日常なのだ。

そんなじゃがいものエキスパートに、日本ではレンジで加熱することも多いのだけど、アリかナシか聞いてみた。

質感が変わるからナシという答えだった。

ミュンヘンに移り住んで

いまは仕事の関係でミュンヘンに住んでいるということだった。

北から南にやってくると、食習慣にも大きな違いがある。

ミュンヘンはホワイトアスパラガスや白ソーセージが有名だけど、彼は7つのハーブのソースの料理に感銘を受けたのだという。

そしてやってくる観光客が、本当は冬のメニューの骨付き肉を年中食べているのを不思議な思いで眺めていると話していた。

ノンアルコールのモルトビアもおすすめだそう。

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