グーグル・エンジニアの新しい習慣を定着させる方法「30日チャレンジ」

英国 - カルチャー

自己啓発本が好きだ。ネット記事でも、好きなことを仕事にする、だとか、人生を変える、だとかいった見出しに目がない。

それにもかかわらず、結局なにも始めずにだらだらネットをみてその日は終了という日々が長年続いている。このままではいけない!明日こそ。。。と毎晩電気を消しながら決意し、翌日を迎える。この繰り返し。

そんな折、授業でグーグルのエンジニアが挑戦した「30日チャレンジ」について学ぶことに。回し車を走り続けるラットのような気分に陥った彼は、アメリカの偉大な哲学者Morgan Spurlockの足跡をたどり、何か新しいことを30日間挑戦することを決意する。

30日チャレンジとは?その効果

ルールは簡単で、なにか習慣にしたいこと、止めたいと思っていることをその後の30日間続けるだけ。30日というのは、何かを習慣として定着させるのに十分な日数だという。

手始めに、毎日写真を撮る、ということを始めると、あっという間に過ぎ去っていた毎日が記憶に残るようになったという。

もう少し負荷のかかるチャレンジをすることで、自信もつけていく。彼は自転車通勤を始めることで、コンピューターオタクから抜け出し、数年後キリマンジャロに登頂することまで成し遂げてしまう。これも30日チャレンジを始める前は考えもしなかったことだそう。

彼はこの手法で小説も書き上げた。アメリカでは毎年11月に、何万人もの人々が5万語の小説を一から書き上げるというイベントが開催されている。日割にすると、毎日1667語を書くということ。コツはその日のノルマをこなすまで、寝ないこと。そうすれば、寝不足になっても、一か月後には小説が書き上げられる。作品の質はおいておいて、パーティーで自分は小説家と名乗ることもできるようになったというジョークも。何かを切望しているのであれば何でもできると彼は言っている。

ノルマを小さく区切ること

日々のノルマが小さく持続可能であれば、根付きやすい。「次の30日間」は日々過ごさっていく。何か本気でやりたいことがあれば、すぐに始めてはいかがだろうか。

私は数日前に無理なノルマを考えたが、眠気に負けてしまい、今日が仕切り直しの日。 

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