経済状況悪化のイギリスでくらっている思わぬしわ寄せ

イギリス

今回のロンドン滞在では、Airbnbを使っている。ロンドンでも旅行者激減の状況が続いている。

ホストはなんとか宿泊者を確保したいのだろう。私に宿泊を延長させようとする。延長しないと表明すると陰湿ないじめや攻撃をしてくるホストに2軒連続で遭遇している。

1軒では、「なんでここではだめなんだ?何が不満なんだ?」「いやなら出ていけばいい。でもこのエリアで良心的な値段はうちだけ。他に行ったらもっと払うことになるんだから。そのつもりで」といったことをネチネチと言われ続けた。

もう1軒での様子をここに記した。

オーストラリア人の家

この家には、Airbnbのゲストのほか、2人の下宿人が暮らしている。

本来は3人の下宿をとっているが、うまらないときにAirbnbを利用しているといった方が正しい。

私がいた部屋も、もともとスコットランド人が下宿していたところで、今はローカル・ロックダウンをやっているスコットランドから11月まで戻ってこれないという。

私が12月までロンドンに滞在の予定というと、彼が戻ってくるまでいて欲しいと言われた。そのときは1週間の予約をしていただけで、先のことは約束できないけれど、というように答えた。このとき、あなただったら歓迎だから、とりあえずAirbnbのシステムで、ほかの人が予約できないようにブロックしておくからということだった。

その後、数日して、さらに1週間延長を伝えた。とりあえず1週間の延長だけれど、もっと長く滞在したいと考えていると伝えた。すると、引き続きほかの人が予約できないように取っておくという答えだった。「もし途中旅行行くようなら、スーツケースを庭の物置においておけばいいからね」とも言われた。

10日ほどの間は、庭でのBBQパーティーに招待されたり、洗濯機が回し終わっていたら干してくれていたり、タオルを多めに用意してくれたり、といった親切を受けていた。

ホストの態度が急変

実のところ、その家は清潔だったが、リラックスができなかった。

ほかに寝ていたり仕事していたりする人がいることから1日中極力静かに過ごすこと、キッチンをシミひとつないよう片づけること(いつもそうしてはいるが)、こだわりの木の作業台に絶対熱いものを置いて変色させないこと、コンポストやリサイクルなどゴミの細かな分別が厳しく求められていたから。

そういったことを完璧にこなそうとすると時間がかかるし、気疲れしていた。

でも、よくしてもらったことから、長く滞在することで恩返しできたらと考えていたのだ。

そして、ホストが喜ぶだろうなと思いながら、1か月延長したいと伝えたときのこと。

「それは無理、下宿の子の友達があなたが退出予定の1週間後にやってくるから。1か月滞在するって。」ということ。しかも、機嫌が悪く怖い顔をしている。あまりの変わりようにショックを受けた。

「ただ、まだ彼女はデポジットを振り込んできていない。気が変わったのかどうか、いま確かめてみるから」と怖い顔のまま言われ、いや、いずれにしてもちょっと考えますとと言ったら。

「その子がだめで、あなたもだめだったら、どうするのよ!部屋が空いちゃうじゃない!」と。

キレられても返す言葉がなく、そのまま私は外出した。

仕事(=収入)が減っているという話は聞いていたけれど、あまりの態度の変わりように、人間不信という言葉が浮かんだ。ほかに入る人が決まった途端に手のひら返しをされるとは。

思い当たることといえば。使ってよいと言われたタオルを遠慮なく使っていたこと、ほかの下宿の子は洗濯を週に1回(あとから観察して気づいた)にしていたが、週に2回洗濯していたことなどに本当はイライラしていたのかもしれない。ホストのカップルは2日に1回洗濯をしていたので、イギリスのなかでは洗濯頻度が高い家とジャッジしたうえの行動だったのだが。

ホストが新しい下宿人の入居意思について連絡するからと言いながら結局連絡をしてこなかったこと、数時間後に帰宅したときに見た新しい下宿人の紹介者がいつになく堂々とした感じであったことなどから、確定したんだなということを察した。

その夜私は次の家を探し、予約した。

懐柔作戦

翌日何気ない雰囲気で、ホストにチェックアウトの時刻について話をした。

すると、「新しい下宿人が来るまで1週間あるから、それまで延長していいのよ」と言われた。いえ、もう予約しましたからと答えた。

後から、長いメッセージが届いた。なにか誤解があったのじゃないかと。次の下宿人が来るのは翌週で、それまでは滞在可能だと。だからその次の家の予約を延期できないかと。もし予約を変更できたら、最終週の水曜日にさよならパーティーをするからといった内容だった。

何を言っているのかか、なぜ私がロスが出ないように埋めなければならないのかと思ったけれど、怒りを抑えて、誤解があったのではない、様々な理由で予約の変更はできない、他から予約が入ることを祈っている、といった旨を伝えた。

細かな、そして陰湿ないじめがスタート

延長しないと言ったあとから、ホストだけでなく、そのパートナーが急に素っ気なくなった。挨拶してもこちらを見ることがなく気のない返事が返ってくる。

ホストに洗濯していいかと尋ねると、一瞬嫌な顔をした後OKが出た。せめて、手間をかけないようにと洗剤があるところに行ったら、自分が取るからそこから出るようにと言われた。

いつもは入れてくれていた柔軟剤を入れてくれなかった。これはまあ構わなかったのだが、急にケチられたのだなと思った。

その後メッセージが来て、洗剤が置いてある場所はゲストは立ち入り禁止だと書いてあった(その奥にトイレがあって、いつでも使っていいと言われたのに)。

また洗剤も、本来はゲストが自分で用意するものだと。これに対しては、それなら最初から言ってくれればよかったのにと答えた。他の家で洗剤を自分で用意しろと言われたことはなかったからと。

あとで顔を合わせたときも、皮膚が弱い人もいるから洗剤は用意してもらうポリシーだと言ってきた。なので、今まで洗剤を用意してくれていたなんて本当に親切でしたね!と笑顔で対応しておいた。

一番ショックだったのは、オレンジジュース事件だ。朝食が込みの家で、200mlのパックのオレンジジュースがいつも用意されていた。

数日前から、朝食を用意してもらうのは悪いから、自分で冷蔵庫から出すからと伝えて自分で取るようになっていたのだが。

ふと気づいたら、賞味期限が2019年の前半と印字されていた。滞在初めのときにはチェックしたと思うのだけど、とくに問題がなかったからいつの間にか見なくなっていた。

驚いて、賞味期限が切れているということを冷静に伝えたら、「だから冷蔵庫の上に置いてある!」とキレ返された。そんなこと聞いていないし。いつの間にか賞味期限切れを飲まされていたのが衝撃だった。何も体調に影響はなかったけれど。

その後冷蔵庫に並ぶオレンジジュースは新しいものに変わっていた。

翌日チェックアウトする際に、「昨日は10月から再度ロックダウンの可能性があると聞いて動揺してたの」と言い訳をされた。

Airbnbのレビューには彼女が「とても親切」というコメントが並んでいる。それを見てその家を予約したわけだが、私がレビューを正直に書くと、営業妨害になり憎しみを買うことになると思うと、どうしても書く気にならない。

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