イギリスでは物流が滞ることによる生鮮食品が不足する懸念といった報道が数日前にあった。ただいくつかのチェーンスーパーは十分な量を確保しているという発言をしていた。
そんななか、クリスマスイブの夕方にスーパーに行ったら、このありさま。
野菜は玉ねぎ、芽キャベツあたりは大量にあるものの、あとはカボチャ、セロリ、キュウリといったものがちょこちょこあるくらい。果物はりんごが大量にあった。
肉のコーナーではターキー、鶏肉、牛肉はほとんどなく、豚肉とポークソーセージ、生ハムが残っていた。クリスマスに豚肉食べる人はいないのかもしれない。また魚を食べる人もいないのか、結構余っていた。
結果、私のクリスマスの食事はサーモンに決まった。
店員さんに話しかけてみると、このガラガラ具合は、クリスマスによる購入とやはりフランスなどから入荷しないためだと言って、恐縮していた。
クリスマスの購入は、今年は人を招待するパーティーができないので、各家で食材を用意することになったことに加え、イギリスのスーパーは25、26日は休みのため、食材確保といった面がある。スーパー側もお店を閉めるので生鮮食品を余らすことのないように仕入れを控えた面があったのかもしれない。
その後他のスーパーに行ってみたら、生鮮食品のコーナーはもうちょっと余っていたし、どこにもないわけではなかった。
しかも中東系のショップなどでは、クリスマスにお店を閉めないせいか、野菜がたんまり並んでいたというのが、ロンドンの状況。