イングランドは今週からリモートワーク推奨になったものの、私が利用している地下鉄の込み具合は2割減ったかというところ。マスクをしていない人も相変わらずちらほら。
(追記:15日から急にリモートワークを始める人が増えたようで電車がガラガラになってきた)
学校はオミクロン感染者が出てリモートのレッスンに切り替えているところもあるし、ミュージカルやオペラなどはキャストの変更や休演などが発生している。
18歳以上のブースター接種が前倒しで強力に推奨されはじめたので、さっそく行ってきた。NHS登録していない観光ビザでやってきた留学生でも接種が可能となっている。
NHSナンバーがないので、Walk-in Centreで並ぶことに
NHSのサイトから予約するのはエラーが起こったりしているのと、何日も先でないと予約できない状況らしい。NHSのナンバーがない場合はサイトからの予約がそもそもできない。予約不要でふらっといけるWalk-in Centreを検索する。
post cordやtownでうまく検索できないときは、Londonなら「London」と打ち込み、検索結果で一番上に出てくるものなど、現在地から近いところを選択するのがおすすめ。
聞いたところによると、サイエンス・ミュージアムも接種会場になっているらしい。面白い!
3時間の行列
Zone1の薬局の行列に並ぶこと3時間超。店頭にはファイザー品切れと貼り紙が。
午後2時に並び始めて、店内に入れたのは日もとっぷりと暮れた午後5時過ぎ。
いくつもある個室のうちのひとつに入ると、薬剤師と思わしき人が、PCに打ち込むべきNHSのナンバーを聞いてくる。ナンバーがないことを伝え、日本での接種記録を渡す。パスポートは見せることがなかったけれど、生年月日を伝えた。
NHSのナンバーを持っている人は、アプリに証明がいくらしいけれど、私の場合は、カードに手書きで日付とバッチナンバーが書いてある。正式な証明書にはなりえず、メモみたいなものだということ。
腕をめくるやいなや接種される。本当に素早かった。彼は部屋を出ていきつつ、待機場所を案内してくれた。
ブースターの副反応は2回目より軽め
その薬剤師さんによれば、これまでと同じでモデルナなので免疫ができるまで2週間かかるという。
当日はすぐに腕が重くなってきた。数時間後、突然、激しい痛みが一瞬走ったけれど、すぐ治まるという謎の症状が起こる。夜寝る時に空腹のせいか、やや気持ち悪くなった。
翌朝、おでこや腰に手を触れても熱くないのに、頭がぼんやりとした感じがして体温を測ると、ふだんは36 ℃ 台前半のところ、36.9℃。腕の痛みもしっかりある。
昼前には37.2℃、夕方には37.6℃のときがあった。2回目接種の時は22時間後が一番体温が上がったのだけど、それは午後に当たるので、もしかしたらもっと上がっていたときがあったのかもしれない。
2回目接種のときは最高38℃だったのだが、そのときは頭痛があり、目が回るような感覚が強かった。
しかし今回は熱の温度はそんなに変わらないけれど、ぼんやりはするものの、頭痛はないし、ふつうに行動できるくらい。全身の痛みもあるけれど、どの症状も2回目接種よりぐっと軽い。
意外だったのは知覚過敏。揚げ物、甘いものが滲みる。雑炊だと全然痛くなかった。これが4日ほど続いた。
2回目のときは気持ち悪くてあまり食べられなかったけれど、今回は食欲旺盛。
それでも腕の痛みだけで済むと思っていたので当てが外れた。
3日目は、37℃前後の熱と腕の痛みがあった。2回目接種のときは3日目の朝には熱が治まっていたのだけど、今回全体的に軽いはずが長引いたのが意外。
同い年の中国人の友人はアストロゼネカを2回接種し、5か月半後のブースターとなったが。アストロゼネカでは副反応が薄かったし、今回も腕の痛みがちょっとあるくらいだったそう。