衛生面に特別配慮したロンドンのシェア型フラット

英国 - 現地の様子

大晦日にひとり暮らしのワンルームから、シェアのフラットに引っ越した。昨年内の帰国を考えていたのだが、イギリスの変異種が見つかった関係で帰国を見合わせることにした。延長は予算外だったので、家賃が半額程度になるシェア物件を選んだ。

もちろん、コロナ対策として、シェア物件に引っ越すことに大きな不安があったのだけれど、ロンドンではシェア物件に住んでいる人がそれなりに多く、それでも感染していない(もしくは症状がなくて気づいていない)人も多いので、正しく恐れることにしたのだ。

選んだ物件は、スタッフが毎日共有スペースを掃除してくれ、バスルームは1日に2回消毒してくれるところ。キッチンもバスルームも常に換気のために窓が開けられている。

キッチンには消毒スプレーとペーパータオルが配置されている。

私は共有スペースではマスクをし、キッチンを使うときに手に触れる蛇口やスイッチなどを消毒し、食器類はすべて洗ってから使用している。

キッチンもバスルームも、使うときは、他の人が使ったのが聞こえたら、時間を空けて、空気が入れ替わったであろうタイミングで向かう。

(キッチンでは他の人と鉢合わせになることはあるけれど)

バスルームでは、シャワーや洗面所のの蛇口を石鹸で洗っている。スタッフが1日2回消毒してくれるトイレの便器も、時間が経ったなと思ったら、持参した消毒効果のある洗剤を垂らすようにしている。

外履きの靴は個室の部屋の前に置き、個室内はスリッパ。ベッドのシーツの交換をやってもらった後は、床を消毒スプレーを使って拭く。

そんなこんなで、ひとり暮らしのときに比べて、コロナ対策にかかる時間はぐっと増えてはいるけれど、すごくしんどいわけではない。日本にいるとき、実家で同じような生活を5か月くらいやっていたからだ。慣れておいてよかった。

このフラットは3ベッドルームあるけれど、私の部屋だけ洗面所が付いている。ひょっとしたらパイプを伝って何かが上がってくるという考えもないわけではないけれど、こまめに手を洗うことができるし、歯を磨いたり顔を洗ったりするのにも専用の洗面所だと、やはりずっと安心して使えるものだ。

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