その韓国人は、ブラッド・ピットが好きだけれど、嵐の松潤と櫻井翔も好きな20代。
韓国人の彼氏がいるけれど、韓国人自体がそれほど好きではないと言ったりする。
「(ブラピとかは例外だけど)本当は一重の人がタイプ。でも一重でハンサムは成立しづらい」と日本人も言いそうなことを言う。
とりとめのない話をしてしまったけれど、そういうわけで”アンチ日本”の空気を韓国で感じてはいるものの、日本人が嫌いなわけではない。日本語も勉強していたし、中国よりずっと日本の方が好きだ。
当然、日本に来たことは何度かある。
そこで感じたのが、どんよりした雰囲気だったそう。
「日本は、なんというか、空気が重いの。とくに中年男性が皆、不幸そうな顔して歩いている。
それに比べ中国は、からっとしていて、軽い、明るい。」
思わず笑ってしまったけれど、生きづらさが訪日観光客にも知れるほど滲み出てしまっていて、おもてなしの国どころではないと思った。
ネットでは、よくこの30年間の賃金上昇率のグラフを見かける。欧米の先進国や韓国は上昇しているのに、日本だけ下がっているというアレ。韓国にどんより感がないとしたら、それが原因根底にあるのかもしれない。